prairiestreetの日記 その2

スポーツを通じて思うところを書きます

4/10 明治安田Jリーグ 第9節 北九州 - 琉球

明治安田J3リーグ 第9節

ギラヴァンツ北九州 - FC琉球

 

琉球スタメン

FW 富所、白井
MF 平松、佐藤、岡澤、幸喜、荒木
DF 藤春、鈴木、森
GK パク

 

まさかのスタメン変更2人…(うち1人はGK)
8日間で3試合、その上アウェイ連戦の2試合目なので前節のサブは全員スタメンと思ってました。

 

北九州 2-0 琉球

シュート 北九州12 琉球11
コーナーキック 北九州9 琉球10

 

総括:後半開始直後の流れを続けられずパス回しが落ち着かない時間が長くなり次第に北九州にペースを握られた。

 

まず、白井のPK失敗は仕方ないです。
ただ同時に、5本蹴って決めたのは3本(外した1つは富所が詰めて得点)という事をどう見るか。今日で言うとPK失敗直後に北九州が追加点を取った事を考えると流れが変わったのも事実。いわゆるピンチの後にチャンスありをしっかりモノにされた。
試合後、白井の目に涙が浮かんでいるのを見て「このまま終わる選手じゃないな」と思わせてくれたことを現時点ではプラスに捉えたいです。PKではなくあと一歩速く抜け出して流せば得点という形を目指すような。他の局面では相手の寄せを剥がす動きなどが効いていただけにPKだけフォーカスされるのは悔しい。

 

この試合は琉球で初出場のGKパク・ソンスのパス回しが特に後半になってバタつく場面があり、DF陣が後ろで回す時にGKを経由しにくくなったのも組み立てを難しくさせてしまった印象です。今の琉球のサッカーではGKでも足元の技術を要求されるのですぐにでも慣れていってほしいところではあります。六反と東がレンタル加入であることを考えると来年以降もパクのこれまでの経験は絶対に必要になるでしょう。

同時にこのアウェイ2連戦で六反の存在を改めて痛感しました。後ろから「ラァイン!」と声がかかるだけでなんとなく走っているボールウォッチャー状態から周りを意識するようになる効果があると思います。タイミング的に全てが有用とはならないかもしれませんが、それでも後ろにどっしり構えている状態はDF陣がボール回しを積極的にできるかどうかが変わるほどの効果があると思います。いないことで存在感を感じさせるのもすごいですが。

 

失点シーンはCKをフリーになった相手のヘッドと、カウンター気味に速い攻撃からのオウンゴール

1点目は…完全な対策はすぐにはできないだろうから前半だけで7本もCK(しかも全て同じサイドから?)与えないような守り方を考えるほうが近道なのでしょうか。

2点目はPK失敗をチームで取り返そうとしたところ、コートを大きく使われうまくやられたなという感じ。厳しいことを言うと最後のところで上原が転ばされた対応は軽かったかなぁ、あっさり抜かれたなぁ、らしくないなぁという印象。交代直後のファーストプレーというのを差し引いたとしてもです。まぁでも劣勢であのポジションに交代で入ると試合への入りが難しいのも多分にあるのでしょう。本当にらしくなかった。

 

前節八戸とアウェイ2連戦での勝ち点は1…下位チームだからできれば6を持ち帰ってほしいという願いはもろくも潰されました。というか、八戸も北九州もなんで下位なの?というくらいいいチームだと思いました。北九州は若い選手中心で何かのきっかけで手がつけられなくなるような勢いを秘めていると思わされました。それが今日のホーム初勝利&初の複数得点になるかもしれません。

琉球の次は日曜日に長野戦。出直し、仕切り直しのホームで勝利目指して応援します。

 

-以下、感情-

PK外した後に蹴った白井のとこへ駆け寄って威嚇し続けた北九州のGKは残念。フィールドプレイヤーは熱くなっても笛が鳴ったらすぐに冷静になっていただけに、1人だけ気持ちの見せ方が違うかな…

-感情ここまで-