明治安田J3リーグ 第10節
ACとはAtheletic Clubの略で、同じ名前のサッカー女子の他にアイスホッケー、バドミントンのチームもあるそうです。
試合前、ステージで終了直前のトークを見に行くと六反選手を発見、ということは今日もベンチ外?
他には鍵山選手と石井選手で、石井「次節は点を取る」といってくれたのが嬉しかった。その瞬間に立ち会えるのを楽しみにしています。
近くには24日のルヴァンカップの企画のひとつ、藤春選手からのメッセージも。
ガンバ大阪の皆さま
ご無沙汰しています。
ガンバでプレーしていた藤春です。
まさかこんなに早いことガンバと試合ができるなんて
思ってもいませんでした。
ガンバ大阪でプレーしていたことが、
昨日の事のように思い出せます。
(倉田)秋はまだ懸垂続けていますか?
ヤットさん(元日本代表遠藤保仁コーチ)久しぶりに会えるん楽しみです。
陽斗も、大輔も、翔もみんな成長しています。
13年間の恩返しを全力でさせていただきます。
FC琉球 藤春廣輝
ガチャガチャのジンベーニョバッジを付けてキックオフまで準備万端。
FC琉球スタメン
FW 白井、岩渕
MF 富所、佐藤、岡澤、幸喜
DF 藤春、鈴木、森、上原
GK 東
今季初の4バック採用。下位チーム相手の連戦で結果が出なかったこともあってか、昨年の形に戻す事に。
正直、試合始まって確認した瞬間「良いな」と感じました。なんというか、控え選手含めて攻守に隙のない陣容となった気がします。
結果:
琉球 4-3 長野
(前半3-0)
シュート(前半) 琉球10(8) 長野11(6)
総括:悪い流れを4得点の勝利で断ち切ったことをプラスに捉えたい。
長野は特に後半強かったです。失点のうち2つは琉球にとってほぼノーチャンスというくらい相手がうまかった。何よりハーフタイムで投入した山中が2ゴール、杉井が1ゴールと采配も見事。琉球のシュート数を見れば明らかなように、前半とはまるで違うチームのように感じました。
1失点目の右からのクロスに鈴木の前に入って決められたのは、鈴木がずっとマークしていた相手の18番を探したか、代わりに誰につくかを判断する前に蹴り込まれたか。4バック継続ならゾーンで守る際の決まりごとをはっきりさせておきたいところ。鈴木は周りを確認していたけど他はマークする選手よりボールを見てしまい足も止まっていたように見えます。
2失点目はこぼれ球をうまく抑えたミドル、3失点目はこぼれ球に素早く反応されボレー。これは現地で見ててもボールの弾道がきれいすぎて仕方ないとしか思えなかったです。
17分 白井→岩渕
33分 幸喜→白井
46分 上原→富所
73分 CK→ファーの鈴木のヘディングをGKはじく→白井
岩渕は久しぶりの出場でも落ち着いたプレーで結果も出ました。得点もベテランらしい低く抑えた見事なもの。
白井は右足、頭といよいよ覚醒の感が出てきました。9試合で8ゴール、一巡する19節まではなんとも言えませんが、同じペースで決めていたらJ2昇格が近づく気がします。幸喜の奪ってからすぐのアシストパスも見事。
富所は本当にボールの扱いがうまいです。前半もう一つ完璧なシュートがGK正面にありましたがシュートをしっかりと抑えることができるのは本当にすごい。
また、この試合で高安という選手が改めて素晴らしいと思いました。プロなので失礼は承知ですが、試合のたびにうまくなっているという感じです。数日、数週間でそんなに変わるものなの?というくらいです。もっというと、最悪今季琉球が昇格を逃した場合、昇格チームに引き抜かれるのではないかと思うくらいです。
68分の佐藤が倒されたところでの抜け出し〜富所へのクロスといい、71分の相手のパス回しの際に少し体を動かしてパスコースを限定した結果、相手のキックミスで味方スローインにしたりと非常に効いています。
上原も良かったです。やはりこの人はスタメンで出てなんぼ、ベンチスタートならハーフタイムからの出場で良いと思います。3点目のクロスが素晴らしかったのはもちろん、低い位置でもタメを作れる上に縦にも持ち上がれるのは3バック時のウイングバックよりも4バックの右のほうが効く気がします。
そして開幕前からこのブログで応援すると言っていた岡澤ですが、アンカーをやっていたおかげか強度が上がり、この日もボールを奪い切る、渡さない動きは見事です。上がった上原のカバーも意識づけされていて欠かせない選手だなと改めて思いました。
両チーム合計7ゴールでの勝利。
那覇在住、在勤の人が無料招待ということで前回より増えた来場者数、見に来た人には楽しんでもらえたでしょうか。ホームでは無敗継続、これは今後も絶対続けてほしい。そして、開幕戦よりも多い来場者数でシーズン終盤を迎えられるような1年を期待します。