prairiestreetの日記 その2

スポーツを通じて思うところを書きます

3/30 明治安田J3リーグ 第7節 琉球 - 富山

明治安田J3リーグ 第7節

FC琉球 - カターレ富山

 

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今日は先着1500名にジンベーニョのサンシェード配布があり、無事もらえた!


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時間に余裕があったのでスタジアムをグルっと回ってたらこんなパネルが。
普段見てないけど毎回選手は変わるのでしょうか?

 

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沖縄ではよくあるのですが、天気予報では開始2時間前くらいに試合中ずっと土砂降り予報になっていたのですが、結果的に雨は開始前にパラつく程度でした。サンシェード置きに一度車に戻らなくてもよかったです。

 

 

琉球スタメン

FW 富所、白井
MF 高安、佐藤、平松、岡澤、上原
DF 藤春、鈴木、森
GK 六反

 

前節得点した岩本、アシストした吉本はおらず。
今日のワンボランチは岡澤ではなく平松が担う布陣。
来週末から8日間で3戦戦うので底上げの意味でもいろいろ試しておきたいのでしょうか。

 

結果:

琉球 3-1 富山

シュート(前半) 琉球14(5) 富山13(8)

 

総括:勝ちはしたが手放しで喜べない。

 

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富山は2階席からでも明らかなほど選手たちの体格が頼もしく、力強いプレーを見せています。一方、琉球の選手たちは体格に勝る相手に対して苦戦しており、対人戦では富山に力で圧倒される場面も目立ちます。

 

攻撃では富山は常に前線に当ててくるわけでもなく、比較的狭いスペースでもボールを繋ぎながら展開してくるため、非常に厄介な相手です。また、4-4-2のブロックも堅実で、琉球は攻めあぐねる状況に追い込まれます。


前半良かったのは33分に上原が相手の右から上がったクロスを左から相手が中に折り返そうとしたところ至近距離で頭に当ててコーナーに逃げたこと。ちゃんと裏の相手の確認ができていたのはさすがの一言です。あれを中に落とされていたら相手の10番レイリアに決められて一方的な展開になっていたかもしれないと思うと恐ろしい場面でした。

 

富山の27番、吉平は攻守で顕著な存在感を示し、キャプテンとして素晴らしいプレーを見せました。彼は常に得点を考え、チャンスがあれば積極的にシュートを打つ姿勢が目立ちました。特に得点シーンでは、六反が反応できないほどの速いテクニカルなミドルシュートを披露しました。

さらに、11番の松本も注目に値する存在です。彼は体格に恵まれながらも、単にフィジカルだけに頼らず、高い技術と緻密なプレーでチームを支えています。J2はもちろん、ゴールを取りまくれば夏にJ1にも狙われそうです。

引き抜きといえばYS横浜のGK児玉、3/24にJ1札幌に引き抜かれましたね。セービングも足元もポジション取りもいいGKだっだので控えの補強ではなくミシャの下で大化けするのを楽しみにしています。

児玉にも触れているYS横浜戦の記事です。

3/20 明治安田J3リーグ 第5節 琉球 - YS横浜 - prairiestreetの日記 その2

 

 

 

ハーフタイム明けのキックオフも何人か準備できてないまま始まるし立ち上がりが不安…しかし、試合は意外な展開に。

後半3分、鈴木の鋭い縦パスに白井が抜け出すと後ろから倒される形になりPKを獲得。白井のPKはキーパーに止められるもこぼれ球を富所が完璧なタイミングで蹴り込みます。白井が蹴る瞬間にトップスピードでエリアに入り、かつボールがバウンドする直前で叩きつけて蹴る辺り本当にプロの職人技、お手本のような動き出しでした。

 

その後すぐ相手に退場者が出た時にキーパーにもイエローが提示されていた場面、あれは笛が吹かれて納得できなかったキーパーがボールを琉球のベンチ側に蹴り出した事が抗議の意志と取られたためと思われます。遅延ではないはず。これは線審かな?本当によく見ていた正にプロの仕事と言って良いでしょう。スタンドからならまだしも平面で見てても見逃さなかったのは驚きました。

 

-ここから少し感情入ります-

 

後半35分、ボールのバウンドを見誤った森が相手9番に入れ替わられシュートを打たれる。

後半47分、相手が中で抜け出しGK六反と1対1になる。

はっきり言ってこの2つのプレーで追いつかれていても不思議じゃないくらいフワッとした場面だった。

特に後者では、藤春は裏に相手がいることに気づいておらず、後ろにいた今日はウイングバックで交代出場の高木は相手が視界に入っているのにマークに行けていない。慣れないポジションとはいえ、途中出場ならあそこは藤春の裏をケアする意味でも18について行きプレッシャーをかけないといけない。六反がうまくコースを消したから良かっただけでめちゃくちゃ危ないシーンだった。

裏への対応は前半の上原がいかにすごかったかを痛感したし、なんなら前節沼津戦では川又がヘッドする際その裏に走り込んでいた相手に高安が最後までついて行っていた。

事程左様に裏を見ながら動くのはプロでも慣れていないと難しいわけだから、相手を裏から見ている選手がその相手の前に出るくらいのプレスをかけるか、声で裏にいることを気づかせなければいけない。それも短い表現で伝わるように。「ハル、裏見ろ」でも長いと思う。

数的有利や残りわずかな時間で集中力が続かないとしたら強い相手や上位カテゴリーでは見逃してもらえないぞと思った。現に松本戦では後半50分に、沼津戦では後半43分に失点しているわけで、これが結局勝ち→分け、分け→負けになっている。勝ち点3の差だ。ルヴァンの藤枝も47分にバー直撃のシュート打たれたよね。今日もたまたま決められなかっただけで10人相手にこれではJ2上がっても残留どころかそもそもJ2昇格もできないだろう。とにかく、残り5分あたりからの失点癖はなくさないといけない。
全然望まないけど、4/24のルヴァンカップで控え中心のガンバ相手にそれを見せつけられる気がしてならない。0-0で耐えていたけど最後押し切られて結局0-1とか。

 

-感情ここまで-

 

無事勝利。

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この試合のMAN OF THE MATCHが高安と聞いて嬉しかったです。彼の決勝点もワンツーからの見事な抜け出しとシュートだったけど、前半に相手の裏、縦、中へと動き出しを何度も試みていた事、実際仕掛けて相手の16番末木がイエローを受けたのが後半2枚目のイエローにつながった事が間接的に勝利に貢献していたので高安で文句なしだと思います。

 

 

次回タピスタは4/14長野戦。もちろん現地で勝利のため応援します。

その前に4/7日曜日八戸戦、、4/10水曜日北九州戦とアウェイの連戦…現状は下位チームだけにしっかりと勝ち点、できれば6取って帰ってこれるような結果を期待します。

 

藤春が高安をおんぶするのいい!よくこれをサムネにしてくれた!