明治安田J3リーグ 第5節
FC琉球 - Y.S.C.C.横浜
Y.S.C.C.は横浜スポーツ&カルチャークラブの略とのことです。
【公式】琉球vsYS横浜の試合結果・データ(明治安田J3リーグ第5節:2024年3月20日):Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
暑くない今のうちに全ての席を体験しようということでメインSB自由席に。
グラウンド全体が見渡せるから分析目的とかメモ取りながらならこれくらいの立体感が良いかもしれません。
本日は北風6-7mの強風で、気温は18℃、湿度は25%という状況でした。沖縄では風が強く吹くと日差しが強くても湿度が低くなり、体感としてはかなり寒く感じることがあります。実際、スタンドでは日当たりが良くても上着を着る人が散見されました。
3/18がジンベーニョの誕生日らしく、場外イベントではジンベーニョの誕生日パーティーが開かれていました。かわいすぎる…
なおこの後試合に出ないパク・ソンス、幸喜、チョ・ウンスの3人が登壇してトークがありました。幸喜は今日高校の卒業式でしたと聞いて、高校年代と知っていても卒倒しそうになりました。未来は明るいぞ。
また、ジンベーニョが名刺を自ら配るという謎のイベントも開催。ボンバーズ(FC琉球のチア)の子たちと一緒に配っていました。彼女たちはかっこいいというイメージだったのですが、近くで見るとめちゃくちゃかわいかったです。
ジンベーニョと一緒に写真を撮ってくださいとどうしても言えなかったので名刺を持ちながらセルフ。大人になってしまったとすでに後悔してるので次チャンスがあれば絶対撮ってもらおうと思います。
駐車場からこの帽子被って歩いて来ると、今までの来場で一番テンション上がりました。もはやタピスタは1人で来れる夢の国で、試合はイベント、ジンベーニョが主役、選手やボンバーズはキャストという感じに近いです。我ながらジンベーニョおじさんという感じです。被り物や仮装をするとなぜテンションが上がるのかは自分でもよくわかりません。間違いなく断言できるのは、ここで会社の人には絶対に会いたくないということです。
選手入場時のハイタッチと、場内一周に初めて参加しました。興味深かったのは、キャラ的にあまり乗り気でなさそうな選手のほうが、意外にもしっかりとハイタッチしてくれた印象でした。
FC琉球スタメン
FW 富所、野田
MF 吉本、佐藤、岡澤、小川、上原
DF 藤春、鈴木、山内
GK 東
3日前のアウェイSC相模原戦から7人を変更。佐藤、岡澤、藤春、鈴木は継続し、佐藤は後半ロスタイムに交代とは言え4人ともほぼ2戦連続フル出場。次4日後にホームで強いと言われているアウェイのアスルクラロ沼津戦はどうなるか。
試合結果
DAZNで琉球は「J3で一番クロスが少ない」と言っていたが、今日はクロスから2得点。PKで1点返されるも逃げ切り。
以下、雑感
鈴木は、野田が倒れた際に岡澤が外に出した相手のスローインで、ボールがキーパーに返ってきた際に試合中にも関わらずちゃんと拍手をしていたことに感心しました。彼は本当に素晴らしい選手です。
交代出場の庵原は徐々にフィットしてきているようで、見るたびに周りと連動、動きが合ってきている印象です。途中から出てきてあれだけ走って来られると相手DFにとっては嫌な存在になると思います。
東は試合開始直後のシュートや前半のフリーキックからのヘディングなど、素晴らしいプレーを見せました。六反とのポジション争いが盛り上がっていきそうです。なお試合前の屋外ステージでは、GKパクソンスが六反を「優しい人」と評しており良好な関係が築かれているようです。
藤春は本当に優れたプレーヤーです。加入当初はウイングバックで上下動を繰り返す役割と勝手に思っていましたが、3CBの左配置にもはや違和感を感じません。足元は相変わらず上手く左から攻める際の起点にしっかりなっていて、守っては初速が速く簡単に抜かれず、繋ぐのが危ない場面ではセーフティーに外へクリアなど、本当にベテランならではの上手さ、読みがあります。全体の運動量はかつてほどではないかもしれませんが今日もフル出場を果たしました。たぶん沼津戦も当然のようにスタメンでしょう。
富所は今季リーグ初出場初スタメンで、前半15分で今季初得点。在籍13年目の琉球の象徴が決めた事はサポーターみんな喜んでました。キープ力も圧巻、いるといないでは戦術が変わるほどの存在感を見せつけてくれました。先発の野田と2人はしっかりとタメの時間を作ることができるので非常に落ち着いて戦うことができていたと思います。
そして代わって入った白井も、新エースと言わんばかりの追加点のボレーシュート。巻いてくるクロスのコースを変えるように打つ技ありシュートはこれもまた見事で、個人的に今までで一番決めて嬉しかったゴールでした。本当にJ3得点王を狙えるかもしれません。
YS横浜の50番、中里はボールのあるところに常に顔を出し、戦術的に重要な役割を果たしているように思われます。しかし、攻守の負担が彼だけにちょっと偏っているようにも見えました。
キーパー児玉は身長175cmですが、遠目には非常に大きく見えました。彼は足元もうまく最終ラインまで上がって来て組み立てに参加、両足を同じように扱いミスもしない、その上安定感があり素晴らしいキーパーだと感じました。彼がいなければ得点差がもっと広がっていたかもしれません。
ついにリーグ戦今季初勝利!!
ジンベーニョの誕生日を勝利で祝えてよかったです。