明治安田J3リーグ 第15節
DAZNにて観戦
FC琉球スタメン
FW 白井、岩渕
MF 高安、佐藤、富所、岡澤、上原
DF 藤春、鈴木、増谷
GK 東
結果:
岐阜 2-2 琉球
ボール保持率 岐阜53% 琉球47%
シュート数(枠内) 岐阜12(7) 琉球9(4)
総括:
2点差つけていても、決めるべきところを決めないと今日のような結果になる。
まずはっきり残念だったのが2つ。
68分、上原のクロスに富所がニアへ走り込み、つられた相手がかぶったところ野田が相手ゴール前でフリーになりシュート…を放つも枠に飛ばせず。白井が交代後ずっと流れが行ったり来たりしている中、これで完全に流れを手放す形になった。
直後、71分に岐阜に1点返されるんだけど、岐阜の11番藤岡に足元でためる時間があったところをうまくミートされた。野田も藤岡も足元でためを作るくらいの時間があったのにこの違いは大きすぎた。
2つ目は93分、相手の左コーナーキックでインスイングでファーポケットを狙われたとき、GK東はまたしても飛び出したのにボールに触れず。セレッソ戦で決勝点を奪われる形になったのに、そしてそこから10日以上あったのにまだ修正できていない。いかに試合中好セーブを連発したとて、これを繰り返す限り今後の琉球にとって致命的な失点をしかねない。相手はコーナーキックでファーに高い選手を1人置いて必ずそこを狙ってくる。今日この場面は失点にはならなかったけど、野田がシュート外した以上に失望させられた場面だった。
いいところもあった。
まず、富所アンカーで佐藤と岡澤の2シャドーははっきり効果的だった。スピードとフィジカルで特徴の違うシャドーで相手をチェイシングするのは相手にとっては嫌な動きだと思う。
後半開始すぐ、岡澤が走り込んだところに富所は見逃さずパスを正確に入れられる。前半終了時にも岡澤がエリア内に向かって斜めに走り込んだのにパスが出てこなかったからやはり富所は別格なのを今日も見せつける。47分に鈴木が持ち上がった時も富所はしっかりと最終ライン真ん中をカバーしていた。
61分で岩渕→平松と交代、富所が上がって平松がアンカーを務める。これも決して悪くはなかった。実際、野田が外す場面の少し前の右サイドでの攻撃を組み立てていたのは平松だ。ただ、流れを引き戻すことまではできなかっただけ。
チームとして。1失点目の段階で、1点差を守るのか、3点目を取りに行くのか中途半端だった感は否めない。白井の負傷が前半であったとは言えこの試合、交代カードを2枚残す形になったのは結果論だけどもったいない。森を交代で入れるときに山内も入れて守りに徹するか、幸喜と岩本も入れてあくまで攻めの姿勢を崩さないのか、ピッチの中で意識の共有はしておきたかったところ。
次は8日、タピスタで今治戦。最後の東のあれを見てしまうとコーナーキックからの失点でリーグ戦ホーム初黒星なんて想像してしまう。次までには絶対修正してほしいところ。