アジアカップでグループリーグ第2戦、日本はイラクに1−2で敗れる。完敗と言っていいくらい相手にやられた。
正直、負ける予感は見る前からあった。
ありふれたところで言うと代表は10連勝とか、4点以上取っての勝利が的な報道が嫌でも目に入る状態だったことと、世界の連勝記録はスペインの15だから日本が全勝優勝すれば超える、と見てしまったから。いわゆる負けるフラグが立った瞬間だった。
そして何より驚いたのはレオザフットボールというYouTube動画内で喋っていた懸念事項がほぼそのまんま起こって負けてしまったこと。この人の言ってることは経験者には感覚でわかることを言語化してくれるし、未経験者でも誰がどんな特長を持っているかを始め試合の動き方を言葉で解説してもらえるから絶対見てほしい。
年末に知った後はもう最近ほとんどこの人の動画しか見ないくらいになった。
・イラクの18番が頭から出てロングボール使われたら日本は苦しむ
→18番(アイメン・フセイン)がヘッドで2点。
・4バックなら良いけど5バックにされるときつい
→後半20分に6番の選手を入れて4バック→5バックにして試合を締めにかかる。(久保の交代後だったからこれは狙われてたのかも?もう個で打開されないだろうと踏んで人数かければ良し、とか)
他の動画でも菅原と毎熊の特長の違いを説明していて、伊東との関係含めてそれを踏まえると今大会は菅原の裏をよく狙われているのかわかる。
動画を見ていると漠然とたぶんそうだろうなぁ、と考えていたことに対してはっきりと言語化して提示され、いろんな視界がクリアになっていくのが快感に近いとさえ言える。
とにかく今日の結果にはなんの驚きもない。何より、サッカーを単純に面白く見ることができた。
あと、PIVOTってチャンネルのPIVOTFOOTBALLに出るこの4人が本当におもしろい。名前は見たことあったけど喋っているのを見ると、いかに専門家の視点が大事なのかがはっきりと理解できる。地上波やそこらへんの元代表選手が言ってるよりもよほど問題点がわかりやすい。
レオザさんの書いたこの本買ってしまいました。何を差し置いても今はこれ読みたい、と思えた本なんて記憶にないぞ…次は木崎さんのナーゲルスマンの本買うんだろうなぁ。